各分光器において、14種類の中から選択できます。この14種類のグレーティングにおいて、その刻線数(Lines/mm:光学波長分解能に影響)、測定バンド幅(測定可能波長範囲に影響)、およびブレーズ波長(最良の反射効率波長または波長範囲に影響)を考慮し、選択します。
オーシャンオプティクスの分光器では、モノクロメータのように装置内でスキャニングのためにグレーティングを回転させるのではなく、長期のパフォーマンスと安定性を考慮し、製造時に一定の場所に固定して装着されています。このようにグレーティングを固定して装着させることで、可動部分をなくし、破損の心配もありません。
オーシャンオプティクスでは、マスターグレーティングのポリマーレプリカとなるルールド/ホログラフィックグレーティングの2種を採用しています。ホログラフィックグレーティングは迷光が少ない特長がありますが、ルールドグレーティングは高反射効率で、結果的に分光器のシステム感度が向上するといったトレードオフの関係にあります。
下記により、最適なグレーティングを選択することが可能です。
各種項目については、各分光器のグレーティングリストを参考にしてください。
グレーティング#13の測定バンド幅は、分光器のディテクタ波長範囲(200 - 1100 nm)を超えたバンド幅をもっています。実際にグレーティング#13で構成されたUSB2000+ / USB4000 / JAZ分光器の測定バンド幅(ソフトウェアによる表示波長範囲)は300 - 1700 nmの広範囲に渡りますが、ディテクタでの受光範囲は300 - 1100 nmとなり、1100 nm以降の入射光には感知しません。
さらに、この#13グレーティングは、非常に広い測定バンド幅をもっているため、高分解能にはできないことと、全てのグレーティングの特性である高次光の影響を除去するオーダソーティングフィルタ(OFLVフィルタ)を装着できない問題があります。